內容簡介
本書稿是對中國西學書籍《數理精蘊》(1722年)及與之相關的其他中國、朝鮮、歐洲書籍在日本的傳播史進行的文獻學研究。由“考論篇”“寫本研究篇”兩部分構成。 “考論篇”中解決了(1)日本很早對數表的原典;(2)《數理精蘊》是否存在完整和譯本;(3)朝鮮書籍與《數理精蘊》在日本傳播的關繫等三個日本學術界長期懸而未決的問題。另外還論述了早期中譯數學術語對日本影響的問題。 “寫本研究篇”中對江戶後期出現的《數理精蘊》寫本(如延岡藩藏《數理精蘊解》寫本、大阪和算學校寫本、長崎海軍傳習所寫本等)進行目錄學、文獻學的整理與梳理,比較各寫本的異同。通過寫本分析指出《數理精蘊》在日本近代數學教育目前的啟蒙性意義。
はじめに
周知の通り、江戸時代は日本數學史において、最も輝く一時代である。日本文明獨自の特色を持つ和算が飛躍的に発展したことはもちろん、西洋數學も、江戸時代の學者に積極的に受け容れられた。概して言えば、西洋數學の輸入には二つのルーツがある。一つは、蘭書による直接の輸入。一つは、中國の漢訳書を通しての間接的な輸入。
本論は、漢訳書『數理精蘊』を中心として、江戸時代の西洋數學の受容という課題を管見しようと思う。
『數理精蘊』は、清聖祖(康煕帝)の勅命によって編纂されたものであるため、書名に「御製」の二文字が冠されており、正式な書名は『御製數理精蘊』(初版年、1722)である。當時、中國に伝來した西洋の數學理論(幾何學、代數、三角函數、対數など)および清代の數學名家梅文鼎?梅穀成父子の西算研究などが収録されている。
『數理精蘊』は、江戸時代の日本にも輸入さ......
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